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【文通アプリ】Slowlyとレイターを徹底比較【それぞれにオススメの人は?】

こんにちは、文通アプリ「レイター」の開発者です。

文通アプリといえばSlowlyとレイターが有名だと思います。どちらも文通をコンセプトにしており、メッセージが届くのに時間がかかるという特徴があります。

しかし、実はこの二つのアプリがターゲットにしているユーザーは違います。
この記事ではSlowlyとレイターの違いを比較しつつ、それぞれのアプリがどんな人に向いているのかをお伝えします。

最初にこの記事で比較していく内容を簡単に表にまとめてみました。

Slowly

レイター

文通相手と言語

外国人(英語などで)

日本人(日本語で)

主な話題

お互いの文化や国柄の話

日常の出来事、悩み、趣味

遅れて届く仕組み

地理的な距離に応じて数時間〜数日

ランダムに数日

遅れて届くことの意味合い

一通一通を大事にするため

返事のプレッシャーを感じないため

文通相手の見つけ方

・プロフィールで絞り込み

・オープンレター

・自動マッチング

・おすすめ/新規ユーザー

・ちょこっと日記から

・ランダムレター

それぞれにしかない特徴

世界の切手コレクション

ちょこっと日記

向いている人

・外国の文化に触れたい人

・語学の勉強がしたい人

・友達とのような会話を楽しみたい人

・マイペースで文通をしたい人

それでは一つずつ詳しく解説していきます。

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イイネ👍 や映え📷 にはウンザリ?

疲れない文通アプリはレイター

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文通相手が外国人か日本人か

まず、大きな違いが文通相手が外国人か日本人かという点です。

Slowlyはグローバル向けのアプリです。
そのため、文通をする相手は基本的に外国の方になり、多くの場合は英語など日本語以外でやりとりすることになります。

人によっては日本語を勉強中だったりして、そういう方とは日本語でやりとりできる場合もあります。
もちろん、英語ができない方でも翻訳アプリなどを使うことで世界中の人と文通を楽しむことができます。

一方、レイターは完全に日本国内向けのアプリです。
文通相手は日本人になるため、日本語でやりとりができます。

Slowlyの画面
Slowlyの文通相手は基本外国人

国際交流を楽しむか友達とのような会話を楽しむか

Slowlyは世界中の人と文通をすることが目的のアプリなため、使われ方としては「異文化に触れる」「語学の勉強をする」というものが多くなります。

日常の些細な出来事や悩み事を話すというよりは、お互いの文化や国柄について話すことが多くなり、日本にいながらにして世界中のリアルに触れることができます。
また、日本に興味を持って手紙を送ってくれる外国人の場合は、アニメやオタク文化の会話になることが多い印象があります。

一方、レイターはSNS疲れを感じず自分のペースで会話を文通をすることが目的のアプリです。

また、文通相手も同じ日本人ということもあり、会話の内容も日常の些細な出来事や、悩み、流行りのアニメ、お料理のことなど、普通に友達とするような会話をすることができます。

一通一通を大事にするためか返事のプレッシャーを感じないためか

どちらのアプリもメッセージが届くの時間がかかるという特徴がありますが、厳密にはその仕組みには違いがあり、意味合いも変わってきます。

Slowlyは地理的な距離に応じて届く時間が変わるという仕組みになっています。
例えば日本から台湾への手紙なら7時間、ブラジルへなら52時間のような形です。
返事を送られた後は「あと何時間後に到着します」と表示されるため、到着するまでの時間をワクワクしながら待つことできます。

レイターの場合は、届くまでの時間はランダムに数日後です。
自分の手紙が届いたかも、相手が返事を送ったかもわかりません。

返事をしていないのか、システム的に遅れているのかがわからないため、レイターは返事のプレッシャーを感じることが少ないです。
返事が遅れて届く仕組みになっているのは、この意味合いが強いです。

Slowlyの場合は返事をしたことはわかるため、どちらかと言うと「届くまでに時間がかかるのだから、一通一通を大事にしよう」という意味合いが強いです。
Slowlyでは手紙は最低100文字以上書く必要があり、そこからも「一通一通を大事にしよう」というアプリ側の意図が感じられます。

レイターの画面
レイターは日本人と友達とのような会話ができる

文通相手の見つけ方は大体同じ

文通相手を見つける仕組みは大体同じになっています。

Slowlyはプロフィール、オープンレター、自動マッチングの3つから文通相手を探せます。

プロフィールから探す場合は、言語や性別、年齢、興味のあるトピックから絞り込めます。
オープンレターというのは、全体に公開しているお手紙募集のようなものです。

自動マッチングはアプリが自動で数人のユーザーを選んでくれ、その人たちに手紙を送ることができる機能です。
自動でユーザーを選んでくれるため、誰に送るかを悩む必要がありません。

レイターはおすすめユーザーや新規ユーザー、ちょこっと日記、ランダムレターから文通相手を探すことができます。

ちょこっと日記というのは、毎日2回まで投稿できる短い日記です。
投稿されたちょこっと日記はみんなが見ることができるので、気になる日記があれば、そこに返事をすることで文通を始めることができます。

ランダムレターというのは、自分が書いた手紙をアプリが選んだ数人にランダムに送ってもらうことができる機能です。
返事が来るかは相手次第ですが、誰に届いたかもわからないため、自分から手紙を送る勇気がでないユーザーに向いている機能です。

それぞれにしかない特徴も

これまでは二つのアプリを比較しながら紹介してきましたが、それぞれのアプリにしかない特徴もあります。

例えばSlowlyには、切手を集めるという楽しさがあります。

色々な国の人と文通をすることで、その国の切手を手に入れることができます。
そうやって世界中の切手をコレクションしていく本物の文通のような楽しさがあります。

レイターにはすでに紹介しましたがちょこっと日記という機能があります。

文通を楽しむだけでなく、自分のちょっとした日記としても使えますし、日記を通して自分のことを知ってもらったり相手のことを知ることで、より自分にマッチした文通相手を見つけることができます。
ちなみに日記にはイイネみたいな機能はないので、変に疲れることもありません。

それぞれのアプリに向いている人

ここまでの比較を踏まえて、それぞれのアプリに向いている人は以下の通りです。

  • Slowly
    • 文通を通して外国の文化に触れたり、知らない世界のことを積極的に知りたい人
    • 語学の勉強がしたい人
  • レイター
    • 日常や悩み、趣味について友達のような会話を楽しみたい人
    • 返事のプレッシャーを感じることなくマイペースの文通を楽しみたい人

まとめ

以上が、Slowlyとレイターの違い、それぞれのアプリに向いている人の比較になります。

同じように文通アプリと呼ばれる二つですが、実は向いているユーザーは大きく違います。
自分が何をしたいのかによって、二つのアプリを使い分けてみてくださいね。

ちなみにどちらのアプリもほとんど全ての機能を無料で使うことができますよ。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

なつ

文通アプリ「レイター」の開発と運営。普段はITエンジニアや会社経営をしています。SNSやそれを取り巻く文化が好きで、メジャーなSNSからマイナーなSNSまで様々なアプリを自分で使って試しています。

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